電子メモ&読書ツールの決定版
紙の本と似た感覚で読書ができるKindleデバイスに、手書き機能を加えた最新モデル「Kindle Scribe」が誕生しました。
お値段は¥47,980と高額ですが、書き心地は抜群。
10.3インチの大画面タブレットとして、電子メモツールとしても大活躍してくれます。
手書き機能の書き心地を重視している方には自信を持っておすすめしたいデバイスです。
この記事では「Kindle Scribe」の魅力と欠点をお伝えします。
- 柔らかい紙に書き込むような感覚
- 大画面で快適な読書感
- 手書きのメモとして最適なサイズ
- PDFファイルを取り込んで書き込める
- 手書きできない本もある
- カラーではなく白黒画面
- 防水非対応
- ページめくりボタンがない
- 片手で持つと重い
- 値段が高額
関連記事:4種類のKindle端末を徹底比較!おすすめはどれ?
Kindle Scribeの魅力
最上位モデル「Kindle Scribe」の魅力を紹介します。
- 柔らかい紙に書き込むような感覚
- 大画面で快適な読書感
- 手書きのメモとして最適なサイズ
- 軽量設計
- PCとファイル共有が可能
- 充電が2週間もつ
Kindle Scribeは柔らかい紙に書き込むような書き心地
Kindle scribeの最大の魅力はその書き心地。
紙の本は汚したくないので書き込みたくても書き込めなかったのですが、Kindle Scribeは気兼ねなく書き込むことができます。
紙のような感覚で読書ができるKindleデバイスなだけに、書き心地も他のタブレットより優秀。
本物の紙のような読み心地と書き心地が楽しめます。
Kindle Scribeで手書き機能を使うシーンは大きく分けて3つ
- 電子書籍で好きな位置に手書きメモを残したいとき
- 新規にノートを書きたいとき
- 既存のPDFなどに書き込みたいとき
対応するKindle書籍コンテンツに、手書きの付箋を追加できます。
書き込んだメモは自動的に保存されるので、後で閲覧して読み返したり、すべてのメモやハイライトをEメール経由でエクスポートしたりすることができます。
ただし、手書き入力機能に対応していないKindle本がありますのでご注意ください。
Kindle Scribeで書いたみた。かなり書きやすい! pic.twitter.com/7fpgrR6QZv
— 平野太一 / note (@yriica) December 1, 2022
Kindle Scribeは大画面で快適な読書感
Kindle Scribeがやってきましたので試しているのですが、とにかくこれは言わせてほしい
「大きいのは正義」
これに尽きる。読みやすい、漫画が迫力ある、同じ本でも二割り増しで楽しい気がする pic.twitter.com/ryB5U8p8QD
— 堀 正岳 @ めほり (@mehori) December 3, 2022
Kindle Scribeは、10.2インチの読書ツールとして現時点では唯一の300ppiのディスプレイを搭載しています。
Kobo ElipsaやQuaderno、MatePad Paperなど、ほとんどの10.3インチE-Inkタブレットは227ppiであることからも、優秀なスペックであることがわかります。
10インチというサイズは文庫本の見開きサイズ。
スマートフォンで電子書籍を楽しむのは目が疲れますが、Kindle Scribeはまさに紙の本を読んでいるような感覚を楽しめます。
Kindle OasisとKindle Scribe
Oasisの方が軽くて防水でページ送りボタンがついてるので読書が捗るけどScribeの大きな液晶だと無理なく雑誌が読める pic.twitter.com/MxWbdMbgZ1— まろ@関数型言語作曲機械学習勉強してない (@_marony) December 9, 2022
こうなったら自慢するしかない
kindle scribe、10インチというサイズから想定した通りほぼ文庫見開きサイズあって、この大きいと言うそれだけで凄く読みやすい
感覚的なものだけど一度に見れる情報量で読書感は変わるよ pic.twitter.com/hun2TWhJH3— zinota (@zinota88) December 9, 2022
PDFファイルをKindle Scribeに送ってメモできる
PDFファイルをKindle Scribeに送信して手書きメモを追加することができます。
パソコンでPDFファイルを読むのを億劫と感じることはありますが、タブレットだとお手軽に読むことができます。
PDFファイルを送る方法は2パターンです。
- 「Send-to-Kindle」機能
- パソコンのウェブブラウザやのKindleアプリで「シェア」ボタンを選択
Kindle Scribeその他の魅力
Kindle Scribe、クアデルノと 8 インチタブレット持ってるので出番無いかなと思っていたが、フロントライトがあって寝床で見開きで読めるのはすごく良いんだよな。積んdleの消化が捗り始めた
— Takafumi ONAKA (@onk) December 6, 2022
その他にもKindle端末は快適に読書をするためのポイントがバッチリ備わっています。
- 紙のように読みやすい文字
- 目に優しいフロントライト搭載で暗い場所でも読める
- 明るさの自動調整
- 文字サイズを自由に調整
- 気になる箇所にメモできる
Kindle Scribeの欠点
良いところばかりが目立つ「Kindle Oasis」ですが、ここで欠点も確認しておきましょう。
- 手書きできない本もある
- カラーではなく白黒画面
- 防水非対応
- ページめくりボタンがない
- 片手で持つと重い
- 値段が高額
Kindle Scribeには書き込めるページとそうでないページがある
Kindle Scribe、PDFでも書き込めるのと書き込めないのがあるな。
ラムダノートのは書けた。 pic.twitter.com/UKcJ0MBA1J— ryshinoz (@ryshinoz) December 3, 2022
やはり一番気になるポイントはここでしょうか。
手書き機能を期待して購入したKindle Scribeなのに、書き込めないというのはかなり致命的です。
マンガや雑誌などは、書き込めないパターンが多いので注意してください。
なお、Kinlde本が手書き機能に対応しているかどうかは、各Kindle本の製品ページ上部「付箋メモ」の項目で確認できます。
Kindle Scribeは白黒画面
全てのKindle端末に共通する特徴ですが、画面が白黒です。
カラーのマンガや雑誌、書籍を読むには向いていません。
Kindle Scribeは¥47,980と高い買い物です。そんな高い端末なのに、画面が白黒なのはやっぱり寂しいですね。
ただその分、E-inkを使用しており目に優しいという長所があります。
どちらを重要視するのか、よく考えてご検討下さい。
Kindle Scribe到着後積ん読がかなり減った。
E-Inkの目に対する攻撃性の低さを思えばカラーじゃないのは大きな問題ではなかった。(もちろんカラーじゃないとアレなものもあるけど、僕にとってはほとんどはそうじゃなかった)— 齋藤 saitara 康征 (@saitoyasuyuki) December 10, 2022
Kindle Scribeは重い
「これは書いだ」と思ったものの、「iPadAirより重い」は…アカン
動作時間は長いほうがもちろん良いが、その分、バッテリーを多く搭載する=重くなる
毎日充電でもいいから、軽くしてくれよ…
必要であれば補助バッテリーを持ち歩けば良いし。
とにかく「軽い」が正義https://t.co/KGQ61Es2qZ— ヨッシー (@imyossii) December 9, 2022
Kindle Scribeの重量は433g。
いつも持ち歩くかばんに500mlのペットボトルを追加するくらいの重さです。
重く感じる方も多いのではないでしょうか。
また、片手で持って読書するにはしんどい重さです。
重さが気になる方はコスパにも優れた「Kindle Paperwhite」をおすすめします。
Kindle Scribeはとにかく高額
「Kindle Scribe」はKindle端末の最上位モデル。他の端末と比較すると圧倒的に高額であることがわかります。
(シグニチャーエディション) |
|
※2022年12月18日時点の料金です
Kindle Scribeはコスパが悪い商品です。(というかKindle Paperwhiteがコスパ良すぎ…)
Kindleデバイスデビューの方は、Kindle Paperwhiteをおすすめします。
コスパに優れた端末はコレ
防水非対応&ページめくりボタンがない
「Kindle Oasis」の目玉機能のひとつだった「ページめくりボタン」
ストレスなく、スムーズにページを切り替えることができますが、Kindle Scribeにはこの機能はありません。
また他のKindleデバイスにはある「防水機能」がないのも残念ですね。
Kindle Scribeはこんな方にオススメ
Kindle Oasisをオススメするのはこんな方です。
- 電子ペーパーを使ってみたい
- 手書きの書き心地を追求したい
- PDFファイルに手書きで書き込みたい
- 大きサイズで電子書籍を楽しみたい
単に電子書籍デビューしたいだけであれば「Kindle Paperwhite」にしましょう。
1番安いKindle端末
コスパ抜群!人気No.1
最高の読書体験をあなたに
読書好きのお子様へ