- 生活範囲を広げたい
- 自転車での通学/通勤が大変
- 通学/通勤時間を縮めたい
- 住んでいる街に坂が多い
そんな方は原付を買ってみませんか?
私も大学生の頃は5年間原付に乗っていました。
私の通う大学は、自転車では到底登ることのできない山の上にありました。普通に歩くと15-20分近くかかる山道も、原付があれば5分程度で登れます。
空いた時間は好きなことに使えますし、ちょっと離れた街への小旅行も楽チン!
歩き疲れてヘトヘトになることもありませんし、暑い夏の日も涼しく快適に通学・通勤できます。
原付のおかげで私の大学生活は充実したものになりました。
この記事では、これから原付デビューを考えている人向けに【値段の安い】オススメの原付を紹介します。
原付とは?
出典:ヤマハ発動機株式会社
まず最初に原付とバイクの違いを説明しましょう。
一般的に、バイクの中で排気量が50cc未満のバイクを原付と呼びます。
細かくみると、排気量によってさらにわかれます。
排気量 | |
---|---|
50cc未満 | |
50-70cc未満 | |
70-125cc未満 |
普通自動車免許で乗れるのは50cc未満まで。30キロ制限があり、さらに3車線以上で2段階右折が必要です。
50cc以上の場合、この制限がなくなり2人乗りも可能ですが、普通二輪小型限定以上の免許が必要です。
初めて原付に乗る方は「50cc未満」の原付から選びましょう。
原付を選ぶポイント
出典:ヤマハ発動機株式会社
私が考える原付を選ぶポイントは2つ。
- 値段
- デザイン
- 収納(積載量)
「排気量50cc制限」がある原付の世界で性能差なんてほとんどありません。
燃費(1Lでどれだけ走れるか)など若干の違いはありますが、大差はありません。
自転車を選ぶとき、各メーカーの性能差なんてほとんど気にしませんよね?
原付も同じだと思って下さい。日本メーカーであればどんな原付を選んでも「間違い」はありません。
それよりは、お気に入りのデザイン・カラーの原付を選んだ方が愛情を持って乗りこなせるはずです。
性能に大差がないので、単純に価格で決めてしまっても良いです。気持ち良い買い物が1番ですね。
ただ、購入前に絶対に確認して頂きたいのが「収納」です。
原付は収納スペースがほとんどありません。普段使っている通学/通勤カバンが入らないことも十分に考えられます。
バイク屋で原付を購入する際、必ず収納スペースの大きさは確認しましょう。
原付はどこで買うべき?
原付は最寄りのバイク屋さんで買うことをオススメします。
私は原付を5年間使いましたが、何度かエンジントラブルがあり、近所のバイク屋さんにお世話になりました。
購入したバイク屋さんだと修理対応もスムーズです。
オススメの安い原付
お待たせしました!それでは原付デビューする方向けにオススメの安い原付を紹介します。
- ジョグ(YAMAHA)
- タクト(HONDA)
- レッツ(SUZUKI)
ジョグ (YAMAHA)
なにげない日常に、さりげなく彩りを添える。いつもの時間が、ちょっと鮮やかになる。僕たちの毎日に、もっとトキメキとワクワクを!
YAMAHA製の「ジョグ」はまさに原付のエントリーモデル。
¥171,720と価格も安く、私も大学生の頃はJOGに乗っていました。周りにもジョグを選んでいる人が多かったですね。
売れているモデルだけあって、カラーバリエーションも5種類と豊富です。
なお、ジョグシリーズには様々なラインナップがあります。
- ジョグ
- ジョグデラックス
- ジョグプチ
- ジョグZR
ジョグプチ以外はお値段が上がります。正直なところ、お値段をあげても性能はほとんど変わりません。
こだわりがある方を除いて、普通の「ジョグ」でOKです。
関連記事:原付YAMAHAジョグシリーズのちがいを解説【プチ/デラックス/ZR】
女性にはシート高が低い「ジョグプチ」がオススメです。
シート高が25mmダウンしており、身長が低い女性でも無理のない姿勢で運転できます。車と違って自分の身を守るものがほとんどない原付。安全な姿勢で運転するのは大事ですね。
ジョグプチはカラーバリエーションが2種類と少ないのが残念です。
関連記事:女性にオススメのかわいい原付まとめ
シート下のトランクは18Lの大容量。ヘルメットやレインウェアもバッチリ入ります。
フロントのフックには大型カバンをかけられます。ハンドル下のポケットには500mlのペットボトルも入ります。
ひとめで走行速度や燃料の残量を確認できる、シンプルで視認性に配慮したメーターパネルです。
タクト (HONDA)
出典:タクト | Honda
安心のHONDAブランドが販売する低価格の原付が「タクト」
タクトは2モデル販売されています。
価格 | ||
カラー | ||
シート高 | ||
アイドリング ストップシステム |
ほとんど違いはありません。
安いのはタクトベーシック。タクトはアイドリングストップシステムを採用している分、お値段が少し高くなっています。
アイドリングストップ・システム:信号待ちなど停車時の余分な燃料消費、騒音、排出ガスを抑えることができ、より高い燃費性能や環境性能を発揮します。
▼タクトはカラーが3種類
▼タクトベーシックは7種類からカラーが選択できます。
タクトベーシックの方がカラーが豊富な上、シート高が低いので背が低い女性も乗りやすいモデルです。
こだわらない方であれば『タクトベーシック』でOKです。
シート下のトランクは19Lの大容量。ヘルメットはもちろん A4サイズのファイルなどの小物類も収納できます。
大型フックには大きめのバッグも掛けられます。左側のポケットには500mlのペットボトルを入れることもできます。
スピードメーターはシンプルで見やすい構造。
必要な機能がバッチリ備わっている『タクトベーシック』原付デビューにピッタリのモデルです。
レッツ (SUZUKI)
最後に紹介するのはSUZUKI製の『レッツ』
この記事で紹介する3モデルの中で最も値段が安いです。
レッツ | ||
レッツG |
レッツとレッツGの違いは微々たるもので、新しいモデルである『レッツ』をオススメします。
▼レッツのカラーバリエーションは4種類
シート下のトランクにはもちろんヘルメットが収納できます。
ハンドル下はなんと1Lのペットボトルが入るほどの大容量。
他のメーカーよりシート高が低いため、背が低い人でも安心して乗ることができます。
オススメの安い原付まとめ
メーカー | |||
価格(税込) | |||
カラー | |||
シート高 |
どのモデルも基本的な性能はバッチリ備わっています。
性能に関してはどのメーカーも差がないので、お気に入りのモデルを選んで、長く大切に乗りこなしてください!
【カテゴリ別オススメ】
⇒ 安くてオススメの原付スクーター
⇒ 女性にオススメのかわいい原付スクーター
【メーカー別オススメ】
⇒ HONDA製のオススメ原付スクーター
⇒ YAMAHA製のオススメ原付スクーター
⇒ SUZUKI製のオススメ原付スクーター
⇒ 原付YAMAHAジョグシリーズのちがいを解説【プチ/デラックス/ZR】