こんにちは、らいとです。
小1の頃からコナンを愛読しています。
コナン全作品振り返ろう企画の9回目!
今回は「水平線上の陰謀(ストラテジー)」を見ました。
この作品はコナンが推理ミスをして、小五郎が真犯人を追い詰める異色の作品です。
海上保安庁全面協力のもと、船上で物語が展開されます。
ボートで逃走した犯人を捕まえて決着と思いきや、この映画はここからが始まりでした。
水平線上の陰謀 あらすじ
15年前、北大西洋・海上。貨物船・第一八代丸が、巨大な氷山に衝突し、沈没。船長と一人のクルーが犠牲に。
時は流れ現代、西多摩市。大財閥・八代グループの一つ、八代造船の設計士が、車を運転中に心臓発作を起こし、事故死。さらに半月後…。
太平洋を航海する豪華客船アフロディーテ号。コナン、蘭、小五郎たち一行は、その処女航海に参加していた。しかし船中には不審な人物が暗躍、ついに殺人事件が発生する。
それは、海上というどこにも逃げ場のない空間で繰り広げられる、恐ろしい陰謀の始まりであった。
水平線上の陰謀 ストーリー
犯人がアンタじゃなきゃいいと思って無実の証拠を集めようとしたからこうなっちまったんだよ
おっちゃん史上最高にカッコイイ映画。おっちゃんがこれ以上活躍することは二度とないだろう(多分)
前作の空(飛行機)に続いて、本作の舞台は海(船)。
それにしても空でも海でも毛利さんの行くところ事件だらけですね。次は宇宙ですか?ロケットにでも乗って
白鳥警部の皮肉まじりのセリフだがコナン映画ならやりかねないw
カフスボタンは俺みたいなダンディーな男にふさわしいんだ
おー、見たか貴江社長の足!とても50代とは思えんぞ
序盤から絶好調のおっちゃん
ただし、妻の妃英理に似ている秋吉さんにだけは色目を使わない。こういうところも実におっちゃんらしい。
かくれんぼで遊ぶ少年探偵団。オニは園子と灰原の異色の組み合わせ。
よろしくね(灰原)
こちらこそ(園子)
会話は一瞬で終了。もうちょっと2人の絡みを見たかった…。
たまには探す側に回るのもいいかもね
いつも通りクールな灰原
かくれんぼの達人である蘭以外の隠れたメンバーはあっさり見つかってしまう。
それにしても蘭のかくれんぼ力が高すぎるw
(まるで忍者よ!小学生が天井にへばりついたり池の中に潜ったりする?)
新一と蘭のエピソードも小学校のときのかくれんぼについて。かくれんぼで閉じ込められてしまった蘭をあっさり見つける新一
へー新一ってあたしのことよく見ててくれてるんだ
バーロ、そんなんじゃねえよ
ねえ、顔赤いよ
夕日のせいだっつうの
小学生の微笑ましいやりとり。蘭より先に新一に恋心が芽生えたのはちょっと意外。
—–
ベイカー街の亡霊に続き、犯人が最初に明かされる倒術形式を採用。アリバイトリックにはボイスレコーダーが使われている。
コナンが犯人を突き止めるとほぼ同時におっちゃんの推理ショーが始まる。が、相変わらずの迷推理を披露
まさかお父さん、美波子さんがお母さんに似ているから疑っているんじゃ…
「トイレタイム」
逃げるおっちゃんを尻目に、阿笠博士が推理ショーを披露(もちろん裏で喋るのはコナン)
証拠を暴かれた犯人は船内に仕掛けた爆弾を起動し、混乱に乗じてボートで逃走。コナンと少年探偵団がこれを追う。
犯人のボートにサッカーボールを蹴り込み、さらには飛び移って麻酔銃を撃つコナン
相変わらず一歩間違えれば殺人犯である
なんかすっきりしねーんだよ。このまま進んじまうと、取り返しがつかなくなるようなそんな感じが
決着かと思いきや、『水平線上の陰謀』はここからが本番
やっぱりあんたが真犯人だったんだな、美波子さん
沈みゆく船の中で犯人を追い詰めるおっちゃん
推理こそ完璧ではなかったものの、犯人を突き止めていたおっちゃん。コナンが推理ミスをした珍しい映画である
沈んでいく船の上でそんな推理、無意味だわ
止められるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね
ボコボコにされながらも、コナンのアシストもあり、最後は一本背負いで犯人を倒すおっちゃん
アンタがアイツに似てたから、犯人がアンタじゃなきゃいいと思って無実の証拠を集めようとしたからこうなっちまったんだよ
名推理だったぜ、おっちゃん
この後、蘭が船内に取り残されていることが判明
見つけてくれるよね、新一
絶対見つけてやるから待ってろ、蘭
素敵なシーンだが救助船から船に戻った蘭の自業自得である
最後はコナンとおっちゃんが救出してハッピーエンド。
水平線上の陰謀 感想
とにかく小五郎のカッコ良さが際立つ作品
映画の前半で変態オヤジっぷり全開だったのも、後半のシリアス小五郎を際立たるための演出だろう。
女犯人がなぜあんなに肉弾戦に強かったのは明かされておらず、小五郎が一方的にボコられるのは見ていて違和感あったが、最後に一本背負いで決めてくれたのは「待ってました」のひとこと。
海上保安庁のヘリで救出されるシーンで、コナンが小五郎を信じてジャンプするところも2人の信頼感が強くなったのを感じる。
映画全体としては、終盤を除いてストーリーに見せ場がないのが残念。二重(デュアル)サスペンスとはいえ、1人目の犯人が明かされていたことからハラハラする要素はほとんどなかった。
陸の殺人もほとんど印象に残っていない。ボートでのアクションシーンも水上で障害物がないため盛り上がりはイマイチ。
最後に蘭が沈んでいく船に戻って閉じ込められてしまったシーンでは「戻っちゃダメ」と誰もが思ったし、自業自得なので感情移入しづらかった。
少年探偵団の「思いやり」が心に響かなかったのは大人になったからか、教育感が強かったからか。
よくいえば小五郎の作品、悪くいえばそこしか見所がない作品だろう。
それでもEDの「夏を待つセイルのように」が名曲すぎて全てを潤してくれる。
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※本作品の配信情報は2022年4月25日時点のものです。配信が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluのホームページをご確認ください。
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