公開されたばかりの『スパイダーマン ホームカミング』を観てきました!
これまでスパイダーマンは何作かタブレットで観てきましたがやっぱり映画館はいいですね!
巨大スクリーンと大迫力のサウンドのおかげでアクションヒーロー映画が何倍も面白くなります!
さて、私はスパイダーマンもマーベル作品も全部コンプリートしているほどのファンではありません。
それでも色々な記事を読んで、「スパイダーマン ホームカミング」がスパイダーマンシリーズにおいて重要な意味を持つ作品だということがわかってきました。
マーベル初心者なりに、「スパイダーマン ホームカミング」を100倍楽しむためのポイントをまとめてみました!
知識は浅いと思いますが、フラットな視点で整理できたと思いますので、ぜひ鑑賞のお供にご覧ください。
スパイダーマン ホームカミングの意味とは?
Homework can wait. The city can’t. #SpiderManHomecoming pic.twitter.com/AdlgfcMtDW
— Spider-Man (@SpiderMan) 2017年3月24日
タイトルにある「ホームカミング」ですが、2つの意味があります。
ひとつは主人公であるピーター・パーカーが通う学校のダンスパーティーのこと。
もうひとつは、スパイダーマンがマーベルの世界に戻ってきた(故郷に帰ってきた=ホームカミング)ということです。
マーベルとはアメリカンコミック(=アメコミ)を代表する出版社のひとつ。スパイダーマンだけでなく、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルクなど多数の人気キャラクターを生み出してきました。
しかし、スパイダーマンの映画化権はマーベルの映画部門マーベルスタジオではなくソニー・ピクチャーズが持っていたため、これまでスパイダーマンとマーベルキャラクターの共演はありえませんでした。
しかし、2015年2月にソニーとマーベルが協力を発表。これによりスパイダーマンをマーベルの世界で描くことができるようになりました。
『スパイダーマン ホームカミング』はスパイダーマンが故郷マーベルに帰ってきた(=ホームカミング)記念すべき作品です。
スパイダーマンとマーベルの関係
スパイダーマンがマーベルと共演するのは本作が初めてではありません。2016年に公開された「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマンはマーベルの世界にデビューしています。
「シビル・ウォー」とは様々な敵から地球を守るヒーローたちが「政府の管理に反抗するキャプテン・アメリカ派」と「政府の管理を受容するアイアンマン派」で分裂して起こった内戦のこと。
この映画内でアイアンマン(トニー・スターク)はもう一人のヒーローであるスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることをつきとめ、「シビル・ウォー」の戦闘要員としてスカウトしています。
ハイテクスーツを身につけたスパイダーマンはキャプテン・アメリカらと激闘を繰り広げました。
歴戦のヒーローたちにはかなわなかったものの、15歳の少年ピーター・パーカーにとっては人生がひっくりかえるような体験でした。
『スパイダーマン ホームカミング』は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の後のお話です。
以下、ネタバレを含みますので、映画を見ていない方はご注意ください。
スパイダーマン ホームカミング あらすじ
Straight A superhero. #SpiderManHomecoming pic.twitter.com/p9VC3NO7cO
— Spider-Man (@SpiderManMovie) 2017年3月24日
『アベンジャーズ』でのニューヨーク決戦後、エイドリアン・トゥームスの会社が瓦礫の撤去作業を行なっていた。
しかし、チタウリ軍の武器の欠片が大量に混入した瓦礫の危険性を考慮し、スタークと政府は急遽、瓦礫を回収する新組織「ダメージ・コントロール局」を設立。
解雇となったトゥームスたちは激怒し、ある企みを抱いて瓦礫を隠してしまう。
8年後。ベルリンでのアベンジャーズの戦いに参入したスパイダーマン(ピーター・パーカー)。キャプテン・アメリカからシールドを奪ったことで、戦場で一人舞い上がり、どこかお祭り気分。
戦いを終え、自宅に帰ったピーター。昼間は15歳の高校生として学校に通い、放課後は憧れのトニー・スターク(=アイアンマン)から貰った特製スーツに身を包み、NYの街を救うべくパトロールする日々。
しかし、「いずれ連絡する」というトニー・スタークの言葉を信じて待ち続けたが、数ヶ月たっても連絡は来ない。
そわそわし続けるピーターは学業もおろそかにし、憧れの美少女・リズがリーダーを務める全米学力コンテストへの参加も断ってしまう。
そんなある日、パトロール中の彼はATM強盗を目撃する。紫色の光を放つ強力な武器を持つ彼らと戦ったピーターはすぐにスタークに報告に向かうが、忙しいからと相手にされなかった。
だがその後、あの紫色の光を見つけたピーターはすぐ現場に急行する。それは、トゥームスがチタウリの武器の欠片をもとに部下に作らせた新兵器だった。
翼と鍵爪を備えたウィング・スーツを着たトゥームス(=バルチャー)は、邪魔者のスパイダーマンを捕まえ、上空から放り出した。
危機一髪のスパイダーマンをアイアンマンが救出する。「危ないことをするな」と説教され、帰されてしまうピーターだが、自分の真価を示したくて仕方ない彼は聞く耳を持たなかった。
You only go through high school once, but it changes you forever. #SpiderManHomecoming 🕷 pic.twitter.com/11ZCBJKcDM
— Spider-Man (@SpiderManMovie) 2017年7月19日
ピーターはバルチャーのいるワシントンD.C.に向かうため、その地で開催される全米学力コンテストに参加することを決める。
現地でネッドの協力のもとスーツの安全装置を外し、フルパワーでバウチャーとの戦いに向かったが、やはり歯がたたず、全米学力コンテストを無断欠席するはめになる。
その上、ネッドに預けた紫色のパワー源が爆発し、リズや先生まで危険にさらしてしまう。
懲りないピーターは、ステタン島行きのフェリーで行われた取引を止めようとして大勢の人々を危険な目にあわせてしまった。
“期待はずれだった、スーツを返せ”
アーマーで駆けつけたアイアンマン(スターク)はその勝手な行動に怒り、スーツを取り上げる。
私生活では周囲の人々の信頼を裏切り、ヒーローとしても一人前になれなかった。ピーターは反省し、普通の高校生活をきちんと送ることを決意する。
やがてピーターはリズに想いを伝え、一緒にホームカミング・パーティーを迎えた。しかし、パーティー直前、ピーターはリズの父親(トゥームスが)がバルチャーであることを知る。
彼女の恋人と父親。トゥームスは会話中にピーターがスパイダーマンだということを見抜き、「これ以上、闇商売の邪魔をするなら殺す」と警告する。
それでもピーターは動じない。ついにバルチャーとの戦いに勝利し、スタークからの信頼を取り戻す。
スタークはスパイダーマンを『アベンジャーズ』の新メンバーとして迎え入れようとした。
しかし、自分を試すためのテストだと勘違いしたピーターはこれを断り、隣人たちのヒーローであることを選んだ。
スパイダーマン ホームカミング 感想
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— Spider-Man (@SpiderManMovie) 2017年7月9日
これぞヒーロー映画。
アクションシーンと笑えるシーンがうまい具合に入り込んでおり、見ていて飽きない作品でした。
面白かったのはスパイダーマンのハイテクスーツ。
「強化戦闘モード」「強化偵察モード」「強化尋問モード」が披露されましたが、ドローン偵察を除いて、実用性は乏しいものばかり。
そのほとんどがギャグシーンで使われていました笑。「強化尋問モード」なんて声が低くなるだけ…笑。
“スーツ・レディ”との噛み合わない会話も面白く、ワシントンD.C.でリズを救った後の「チャンスですピーター、キスして」は思わずニヤけちゃいました。
「安全装置」を「補助輪モード」と表していたのも、絶妙な言い回しですね。
「スパイダーマン ホームカミング」の作品全体を通して感じられたのは、スパイダーマンが背伸びをしない等身大のヒーローであること。
無敵のようにみえるスパイダーマンですが、アベンジャーズがいる世界では「数あるヒーローの1人」にすぎません。
そんなスパイダーマンが自分の力を過信することなく敵に立ち向かっていく姿には好感が持てました。
ゴミ捨て場でスパイダーマンの姿に変身するシーンなんて、ヒーローではなくただのコスプレにしか見えませんでしたからね笑
車の運転もできなかったり、糸でひきずられているシーンが目立ったスパイダーマンですが、無敵のアイアンマンよりも、こういった「隙のある」ヒーローの方が好感もてますよね。
最後もバルチャーに完全勝利するのではなく、バルチャーに対して「自分の持てる武器だけで対抗して企みを食い止める」という姿が素敵でした。
ハイテクスーツに慣れればさらなる活躍が見られるのでしょうか?
これからもスパイダーマンの活躍に目が離せません!
それにしても、スパイダーマンの蜘蛛の糸アクションが『進撃の巨人』の立体機動装置に見えるのは私だけでしょうか?
「スパイダーマン ホームカミング」。藤原啓治=スターク吹替版を観賞。カレン役の井上喜久子さんも楽しめた。スバイダーマン映画としても青春映画としても良い出来。友情や恋、家族、そして社会の構造をちゃんと抑えて成長を描いている。MCUに属しながら、単独再スタート作としても成功している。 pic.twitter.com/Buucj8KKOQ
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2017年8月11日
【スパイダーマン:ホームカミング】
色々と語りたい部分は大量にあるんだけれども、とにかく何より注目して欲しいのはスパイダースーツのサポートAIの『カレン』ですよ、間違いなく本作のメインヒロインです— K.A.E.L.U.カミング (@kaelu_only) 2017年8月11日
スパイダーマン:ホームカミングはスパイダーマン&マーベルシリーズ初心者でも楽しめる作品♪そしてトム・ホランドかっこいいww
— なりとも (@ONeillmacgyver) 2017年8月11日
スパイダーマンとっても面白かった!!常にドキドキワクワクするんだよ!戦闘シーンだけでなく!!
戦闘シーンは目が追いつかないところもあったけどね(๑˃̵ᴗ˂̵)— ミワ (@opabinia9) 2017年8月11日
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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※紹介している作品は2017年11月21日時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はU-NEXTの公式ホームページにてご確認ください。
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